オンラインカジノ本人確認(KYC)のやり方

オンラインカジノを始める上で最初の壁が「本人確認(KYC)」の提出です。
運転免許証や住所がわかるような種類などの提出を求められますが、慣れないうちはこれらの個人情報が詰まった書類の提出に抵抗感を抱く方も多いかもしれません。
しかしもしあなたが色々なオンラインカジノで遊びたいという方であれば、絶対に避けられないものになるので、ぜひ提出の流れをマスターしておきましょう。
この記事ではそんな本人確認の手続きをスムーズに進めるための流れをまとめます。
また、最近マルタライセンスを持っているオンラインカジノから求められる追加KYC(資金源調査)についてもまとめています。

  

  

1.オンカジに本人確認は必要なのか?

そもそもオンラインカジノをプレイする上で必ず本人確認(KYC)が必要なのかと言えばそうではありません。
「本人確認(KYC)不要!!」
と謳っているカジノも多く、仮想通貨専門のオンラインカジノはこれに当たります。

ただ、私個人の意見としては

オンラインカジノの本人確認(KYC)はあった方がいい!

です。
なぜなら自分の大事なお金をカジノに預けるわけなので、「どこの誰のお金?」なんてことになっては困ります。
そういう意味では仮想通貨系のオンラインカジノは少し怖さを感じます。

日本で一番大手のベラジョンカジノでも本人確認(KYC)は避けられません。

最初の本人確認(KYC)で必要なものは主に3点です。

・身分証

運転免許証が一番手軽で提出しやすい書類かもしれません。
その他にもパスポートやマイナンバーカードもあります。
「顔写真が付いている身分証明書」という認識です。
マイナンバーカードは非常に重要なものなので、できれば他の資料で揃えたいところです。

 

・住所確認書類

登録している住所に実際に住んでいるかどうか確認するためのものです。
住民票を出せば間違いありませんが、役所まで発行に行くのが手間という人は、各種公共料金の請求書でもOKな場合があります。
発行から3か月以内のものを提出する必要があります。

 

・決済方法確認

オンラインカジノの入出金に使う決済方法の関連書類を送ります。
「本人のクレジットカードを使っているか?」
「本人の銀行口座に間違いないか?」
など不正ができないための対策です。
こちらの情報は皆さんが使うものによって提出書類が変わりますので、オンラインカジノの入出金にエコペイズヴィーナスポイントを使っている方は、そのプロフィール画面等をスクリーンショットで送ります。

ちなみにエコペイズのステータスを「ゴールド」から始められる登録リンクがあるので、これからエコペイズの登録をする方はお得なのでぜひご活用ください。

エコペイズゴールド登録↑

 

 

2.マルタライセンス追加KYC(資金源調査)

オンラインカジノを遊び始めた人なら、先ほどまでの本人確認(KYC)は結構経験することが多く、さほど負担にならなくなっていると思います。

オンカジ登録→KYC提出→プレイへ

必要な提出書類はパソコンやスマホに保存しておけば、他のオンラインカジノにも使えます。
一度慣れてしまえば大きな問題もありません。

 

しかし、一部のオンラインカジノでは非常に厳しい追加本人確認(資金源調査)を求められることがあります。
それが「マルタライセンス」を持っている一部のオンラインカジノです。
詳しくは割愛しますが、マルタライセンスは非常に厳しく、カジノで遊ぶユーザーからすれば、しっかりしたカジノであるというお墨付きが強いことを意味します。
大事な自分のお金をカジノに預ける身としては、そのカジノが健全に運営されているに越したことがないため、できればマルタライセンスを持つオンラインカジノを積極的に使いたいほどです。
ただし厳格なライセンスだけあって、カジノだけでなく、ユーザーにも求めるものが厳しいのが現状です。
今回はとあるマルタラインセンスを持つカジノでの一例を紹介します。

 

資金源調査(通常)

今回の例では直近6か月で2000ユーロ以上入金したユーザーに対して追加で調査を行っています。
それが「資金源調査」というもので、”非常に提出が厄介”な書類を求められます。
サイトにはその目的なども詳細に記載されています。

◆なぜ書類の提出が必要なのですか?
当社がお客様の保護を確実なものとするように委託されているためです。これにより、お客様は常に安全かつ責任ある方法で、またギャンブル業界で施行されている規制を遵守しながらプレイをお楽しみいただけます。

◆いつ書類の提出が必要となりますか?
直近6ヶ月で2,000EUR以上をご入金いただいたお客様に対して、SOW及び/またはSOFの提出が求められます。

◆資金源(SOW / SOF)についての書類の提出は義務ですか?
提出を依頼された場合、お客様は関連する書類を当社に提出することで資金源について証明する責任があります。ご提出いただけない場合は、ゲームアカウントが利用停止となる可能性があります。

◆提出した情報はどのように利用されますか?
当社はご提出いただいた書類の情報を精査し、お客様の資金の出処を確認いたします。また、本来の目的以外でお預かりした情報を利用することはございません。
お客様からお預かりした情報は、当社のプライバシーポリシーに基づき、秘密厳守で安全に扱われます。

◆自己申告書を提出してもよいですか?
あいにく、自己申告書は受理されません。

◆書類はどのように提出すればよいですか?
メールにて送信いただく、もしくはご自身のゲームアカウントの「アカウント情報」内、「本人確認(KYC)」よりアップロードしてください。またアカウントの利用停止を避けるために、30日以内に書類の提出をお願いいたします。

◆どのフォーマットで書類を提出すればよいですか?
資金源(SOW / SOF)についての書類は、PDF形式ご提出いただけます。PDF形式は、意図した形式で電子書類を提示するために使用されます。PDF形式を利用することで、別のソフトウェア、ハードウェア、またはオペレーティングシステムを使用してファイルを開いた場合でも、書類のテキストと画像の形式は変更されません。PDFは、ISO(国際標準化機構)によって管理される標準ファイル形式として認識されており、また公式文書を送信するために用いられます。当社は、資金源(SOW / SOF)についての書類を、その発行者が発行したままのオリジナルの形式で受け取る必要があります。加工または変更された書類は一切受理されず、オリジナルの書類で送信することが義務付けられています。

カジノが求める理由はなんとなくわかりますが、それがいかに必要なものだとしても、ユーザーが必要書類を揃えるのは簡単ではありません。
今回私が求められた書類はこちら。

・給与明細

こちらはおそらくプレイしている際の直近の給与明細を求められます。
「最近2000ユーロも入金していますが、あなたの給与で大丈夫!?」
とカジノに心配されているわけですね。
「実は借金して遊んでました・・・」って方はこの時点でアウトになりますし、すぐにオンラインカジノはやめた方が良いでしょう。

  

・給与を受け取った銀行口座1か月分の取引明細

給与明細と銀行口座の二重チェックで、本人の申告が間違いないものかを確認します。
給与明細だけでは信用してもらえないというわけです。
しかしここまでチェックするほど、カジノはユーザーの懐事情を心配してくれているのです。
(本来の目的はマネロン対策だと思われますが・・・)

 

・使用している決済方法の明細

今回私は過去にエコペイズとヴィーナスポイントを使用していたため、そのどちらも明細が必要になりました。
もし1種類の決済方法しか使用していない場合は、その書類も1つで済みます。
約1か月半の入出金の記録をスクショ取ったりPDFにしたりと、手間であると同時に、他にもオンラインカジノに入出金しているため、少し気恥ずかしい気持ちになります。

 

・国籍が確認できる書類

「あなた本当に日本人なの!?」
もはや国籍さえカジノに疑われる始末ですが、こちらの書類が必須中の必須となります。
国籍を証明するためには、通常の本人確認(KYC)で提出する住民票も使えません。
パスポートまたは戸籍(謄本・抄本)が必要になります。
個人の事情によりどうしても上記の書類で国籍が証明できない場合はカジノへ要相談となりますが、実質使える書類は上記の二つです。
この書類を提出できなければ今回の資金源調査をクリアすることはできません。

 

 

資金源調査(その他収入等の特殊事例)

先ほどの説明は主に通常の会社員等の給与をもらって、そこからオンラインカジノで遊ぶお金を出している人の例です。
しかしそれに当てはまらない人(カジノ勝利金、株式等の利益、アフィリエイト報酬などで遊んでいる人)は給与明細などが出せないため、代わりにその資金源を証明する必要があります。

私の場合もまさにこれに当たり、複数のオンラインカジノで長年得てきた勝利金やオンラインカジノアフィリエイトによって発生した報酬でカジノをプレイしているため、給与明細やそれに付随する銀行明細書類を出さなくてもOKでした。
その代わりに、カジノとの入出金記録やアフィリエイト報酬の振り込み記録等を提出しました。
もちろん不可避の提出書類である「国籍を証明するもの」は必要です。

 

  

  

3.オンカジ本人確認(KYC)まとめ

オンラインカジノで遊ぶ上で避けられない本人確認(KYC)は、一度提出してしまえば快適にカジノで遊ぶことができます。
一部のカジノではライセンスの関係上、追加での資金源調査がありますが慌てる必要はありません。
確かに”手間”がかかるので、そこまでしてそのカジノで遊ぶつもりがない方は、他にもたくさんのオンラインカジノがあるので他でプレイしましょう!
でもあなたが気に入っているオンラインカジノでもし資金源調査を求められた時には、簡単に諦めずに今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

カジノが知りたいポイントは2つ!

・お金はどこから得たものか
・ベット額に対して資金量は問題ないか

オンラインカジノでプレイする人によって、お給料から得たお金で遊んだり、給料以外の収入で得たお金で遊んだり、それぞれの事情が異なると思います。
カジノによっては「必要書類の一点張り」でこちらの事情を考えず、テンプレートのような要求ばかりで話にならないこともあります。

オンラインカジノという日本ではグレーな存在をプレーする中で、厳しい基準があるライセンスを持つカジノは少しばかりの安心材料になるかもしれません。
厳しいKYCはその代償と考える必要があるかもしれません。

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